ブラッククローバーは幸運の花とされ、扱いやすく育てやすい植物です。
地面を這うように成長するのでグランドカバーにも向いています。
室内でも育てやすい植物を置くことで、室内の雰囲気が変わりますね。
この記事ではブラッククローバーの特徴と育て方を書いています。
ブラッククローバーの特徴
ブラッククローバーは、ヨーロッパに分布しいる常緑多年草。
葉は緑色に特徴のある斑入りの葉が人気、黒と緑のコントラストが鮮やかです。
繁殖力があり、放置していても育つ丈夫なハーブです。
緑肥植物として育てることができ、もうこれ以上はいらないなら、スコップで土に混ぜることができます。
ブラッククローバーはグランドカバーにおすすめ
ブラッククローバーはツル性で横に這いながら生育していくのでグランドカバーに向いています。
(参考:グランドカバーとは)
手入れ、肥料もそれほど必要なく、どんどん増えていくので管理がとても楽です。
グランドカバーに用いることで寝転べるくらいに心地よい環境が望めます。
拡がる力は強いのでどんどん広がっていきます。
植えっぱなしにしていては、ブラッククローバーだらけになっていまいます。
必要な所で切り取るか、株分けして他の所に植えてもいですね。
ブラッククローバーの育て方
ブラッククローバーの好む環境
日当たりの良いところを好みます。
夏場の強い日差しは苦手ですので半日陰で育てます。
寒さには強いですが、霜に当てると葉が痛みやすいです。
ブラッククローバーの植える土
水はけが良く、日当たりが良い所が適しています。
地植えの場合、水はけが悪いなら植える所に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。
鉢植えの場合は市販の草花用培養土 又は、赤玉土5に対し腐葉土4、ピートモス1を混合して水はけの良い土に改良して植えます。
赤玉土(小粒)7に対し腐葉土3の割合でも大丈夫です。
ブラッククローバーの肥料
ブラッククローバーは、本来は肥料がなくてもよく育ちます。
肥料を与えるとすれば、春から秋の成長期にゆっくり効果の出る肥料を少量与えます。
ブラッククローバーの水やり
表土が乾いたら、しっかり水を与えます。
夏は乾燥しがちなので水切れを起こさないようにします。
冬場は水やりを減らして構いません、表土が乾いて数日して水を与えることで大丈夫です。
ブラッククローバーを地植えしている場合には自然の降雨で大丈夫です。
ブラッククローバーを鉢に植えている場合は、土が濡れているときは水をやらない。
受け皿に水が溜まっていたら水を捨てるようにします。
春から秋は意外と水を欲しがりますが、加湿にすると腐ってしまいます。
水切れするとぐったりっしてきます。
水やりのワンポイントは夏でも冬でも水やりするときには鉢底から水が染み出るくらいしっかりとやってください。
地植えにしているときには、自然の降雨で大丈夫ですが、乾燥が続くときには水やりをしてください。
ブラッククローバーに着きやすい病害虫
注意する病害虫はハダニとアブラ虫です。
ハダニ
ブラッククローバーに着くハダニも、葉の裏に着きます。
ハダニの被害にあうと葉が白くなってしまいます。
ハダニを防ぐ方法は葉水をして葉を乾燥させないことです。
被害に合ってしまったら殺虫剤で退治します。
アブラムシ
ブラッククローバーにもアブラムシが発生しやすく、そのままにしておくと他の病気を引き起こしやすい。
駆除方法にはいくつかあります。
1:天敵(ナミテントウ)を放し捕食させる。
2:蟻はアブラムシの共存相手、この蟻を駆除する。
3:牛乳スプレーを吹きかける。
4:木酢液を定期的に散布する。
5:駆除剤(デンプン成分)を使って駆除する。
6:葉水をして葉っぱを乾燥させない。
駆除法には色々あります。
私は木酢液を使うのが良いかと思います。
木酢液を定期的に使うことは健康な植物を作ってくれます。
葉水の必要性
葉水(霧吹きを使って葉に水をかける)は植物を元気に育てるには効果的な方法です。
冬は土への水やりを控えて葉っぱに霧吹きで水をあげます。
ブラッククローバーにはハダニが発生しやすく、特に空気の乾いている冬に発生しやすい。
葉水をすることでハダニの発生を防ぐことができます。
葉水と土への水やりとバランスが大切です。
ブラッククローバーの植え替え。
ブラッククローバーの植え替えは2年に1回行うのが目安です。
鉢から根が出ているようなら2年を待たずに植え替えるようにします。
植え替えるときには、根についている土を崩さずに行います。
植え替え適期は5月もしくは9月です。
ブラッククローバーの増やし方
ブラッククローバーの増やし方は株分けで増やします。
ブラッククローバーを掘り上げたら手やハサミで株分けし他の所に植えるだけです。
株分けするときに、花がついていたら切り取ってください。
ブラッククローバーを育ててみましょう
クローバーの葉の数を数えるのも楽しい。
幸運のブラッククローバーが見つかるかもしれません。
葉の枚数が5枚のものと4枚のものがあるので、葉を数えているのも楽しい時間になりますね。
ブラッククローバーの特徴と育て方のまとめ
ブラッククローバーの特徴は大変育て安いことです。
水はけの良いお日様が当たる所に植えてあげさえすればどんどん広がってくれます。
特徴ある姿はお庭がワンポイント上がります。
育っているクローバーの葉の枚数を数えるのも楽しいですね。