イワダレソウの特徴と育て方|グランドカバープランツに適しているの?

イワダレソウの特徴と育て方 育て方・特徴

イワダレソウはもともと、どこでも元気に育つ常緑多年草です。

子供やペットに踏まれても全く大丈夫なのでグランドカバーに適しています。

グランドカバー(参考:グランドカバーとは

この記事ではイワダレソウをグランドカバーに使う場合の注意点を書いています。

イワダレソウの特徴

イワダレソウは低く地上を這うように育つ特徴があります。

グランドカバーにもってこい

踏まれても強く、暑さ寒さにも強いということはグランドカバーとしてもってこいの性質を備えています。

日当たりが3時間くらいしかない場所でも元気に育つ。

クラピアとも言われて、どこでも育つ強い性質を持っています。

5月から10月に白や薄いピンクの可愛い小さな花を咲かせます。

イワダレソウは芝生の10倍

イワダレソウの増える速さは、芝生の10倍と言われています。

横へどんどん広がり、草丈が伸びにくいので刈込みの必要がない。

頻繁に刈込みが必要な芝に比べて管理がとても楽な植物はグランドカバープランツに最適です。

 

イワダレソウは草丈が低く地上を這うように育ちます。

踏まれることに強く、暑さ寒さに耐える力が強い。

このような性質はグランドカバーに適しています。

 

芝生と違って5月から10月に薄い小さなピンク色の花を咲かせるのも良いですね。

 

イワダレソウは種を付けない

イワダレソウは種を付けないので、周囲の生態系に影響を与える心配がありません。

 

イワダレソウの育て方のポイント

イワダレソウは根を土壌深くまで伸ばして、水分や栄養素を取り入れることが出来ます。

 

イワダレソウの好む環境

イワダレソウは日光のよく当たる場所で良く生育します。

半日陰(3時間くらいしか日が当たらない)でも、十分に育ちます。

基本的にどこでも元気に育ちます。

 

繁殖力(広がる力)は旺盛でどんな環境でも育ちます。

強いて言うなら水はけの良い土にしておくことで生育は良くなります。

水はけが悪いなら砂を入れるなど、水はけを良くしてから植えましょう。

イワダレソウの植え付け

イワダレソウは1年中植えることが可能な植物ですがベストな時期は暖かくなった頃の4月から7月です。

4月から7月にポット苗を植え付けて育てていきます。

 

地植えのほうが良く、芝の代わりにグランドカバープランツとして使われもしています。

 

イワダレソウは基本地植えで植えていきます。

 

イワダレソウの植え付けの方法

イワダレソウの植え付けは簡単です。

植えたときに1度だけ苗と土が密着するように軽く抑え根付くようにします。

土質は選びません。

水はけの悪い土は嫌います。

 

水はけが悪いときには砂を混ぜるなど、排水を良くしてから植え付けます。

 

イワダレソウの横に広がる性質を頭に置きながら平らな地面に浅く植え(地面スレスレ)ていくと綺麗に広がっていきます。

 

植え付け間隔

植え付け間隔は1平方メートル当たり4ポット。

縦1メートルに横1メートルの広さに4ポット基準です。

ポットとポットの間隔は50センチ、きっちり測らなくても大丈夫。

イワダレソウの手入れ

イワダレソウが綺麗に広がっていくためには、雑草抜きは欠かせません。

こまめに抜き取ることで3ヶ月もすれば、イワダレソウで覆うことができます。

1年も経てばきれいな緑の絨毯(じゅうたん)の完成です。

イワダレソウの水やり

イワダレソウを植えてから2週間程度は土が乾いたら水をあげます。

根付いてイワダレソウが広がりだしたら、おおよそ水やリは必要ありません。

夏場に乾燥が続いたら水やりをします。

 

イワダレソウの病害虫対策

イワダレソウは病害虫に強い植物です。

 

害虫対策

イワダレソウが育つことで害虫の餌になる雑草や花を咲かせなくしてくれるので害虫対策にもなります。

 

白絹病(しらきぬ病)対策

イワダレソウは白絹病(植物の根元が白っぽくなる)にかかっているかもしれません。

掘り返してみるとどことなくかび臭く、キノコのような匂いがしてきます。

 

白絹病は高温多湿を好みます。

 

白絹病の発生しにくい環境の土に植えてあげることが大切です。

菌が発生しにくい水はけの良い土に植えて、風通しを良くする。

高温多湿の環境を作らないことです。

 

イワダレソウが茂りすぎた葉は剪定し風通しを良くする事で白絹病対策になります。

 

イワダレソウの増やし方

イワダレソウは株分けで増やすことが出来ます。

株分けの時期は真冬以外であればいつでも行うことが出来ます。

 

イワダレソウは丈夫で繁殖力があるので、元気そうな茎葉を適当に切って植えるだけで増やせます。

 

イワダレソウの花言葉

イワダレソウの花言葉は「忍ぶ恋」とあります。

イワダレソウを感じで書くと「岩垂草」と書きます。

 

この漢字のように岩場に垂れるようにして繁殖します。

 

忍ぶ恋という言葉は「岩にへばりつくように可憐な花を咲かせる」から連想して付けられたと言われています。

 

岩場でじっと忍耐するような、秘めた恋を連想して付けられたとも。

 

イワダレソウの特徴と育て方のまとめ

イワダレソウの特徴と育て方を書かせて頂きました。

イワダレソウは大変丈夫な植物です。

横に広がる速さは芝生の10倍くらい早く、草丈も10センチにならない。

踏まれることにも強く、暑さ寒さにも強い性質はグランドカバープランツに最適です。

 

土がむき出しの庭にイワダレソウを植えてお庭がワンランク上がれば嬉しくなります。

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