あじさいの剪定はとっても大切な作業の一つになります、無駄な枝を取り除いて樹形を整えたり開花を促したり、風通しを良くして病気や害虫を予防したり。。。メリットがいっぱい。
剪定の時期は植物によって時期はバラバラであじさいは7月ころに行い、サルスベリは3月ころ。あじさいの剪定を7月に済ませるのは花(正確にはガク)が散らずに枯れたまま残ってしまうからカットしないとあじさいが疲れてしまいます。
この記事ではあじさいの剪定の時期と理由を取り上げました。
あじさい(紫陽花)の剪定時期とコツ
それにあじさいは来年の花芽をつけるのは秋頃だからその前に剪定をしておく必要があり、秋以降に剪定をすると花芽まで落としてしまうことになるから花が咲かなくなりますから困ります。
あじさいの花芽のつく時期を知っておくと剪定のする時期がわかるよ
あじさいの花芽が付く時期と付き方
あじさいの花芽の付き方の特徴は新梢の先の2から3芽が花芽となり、翌年そこから伸びた枝の先端に花が咲くという特徴があります。
晩春から初夏に咲く花に多い付き方で、開花後からつくられる花芽は、冬を越した翌春に新しい枝を伸ばしその先端に花を咲かせます。
剪定のポイントは
花が終わった直後に枝を切り戻し、夏以降は避けます。新葉が出る前の2月ころに枯れ枝や込み入った枝、徒長枝などの不要枝を付け根から切り取って間引きします、この間引く作業は植物にとって健康に一生を終えるためにはとっても大切な作業になりますしおこなっててとても楽しい作業です。
あじさいの仲間の樹木にはザクロ・ゲムリノキ・ボタン・タニウツギなどがあります。
花後の剪定はいつ行えばいい
あじさいの剪定は花が満開が過ぎたなと思ったら、まだ花が咲いているときに行うのがいいです、そうすることで翌年の花芽を気にせずでき、今年咲いた花がらが枝葉にくっつかずにスムーズに切ることができます。
花木の花芽というのは花が終わった直後に樹木の芽は葉や枝になる「葉芽」と花になる「花芽」があります、元は一つで温度や日照時間、栄養状態などでは芽の一部が花芽に変化します、この変化のことを「花芽文化」といいます。
花芽文化は充実した枝でなければ起こりません。
栄養状態が悪い貧弱な枝では葉芽ばかりになります、多くの花を咲かせるには花芽分化が始まるまでに新梢が成長し栄養が行き届いて樹木を充実させることが大切です。
花芽分化が始まる時期は花木の種類によって異なりますが花が咲き終わった直後に剪定すれば充実した新梢に成長して花芽文化します。
ただし、ヤブツバキ、サザンカなど秋から冬にかけて咲く花は、花後にすぐ冬が来るのですぐに剪定すると木が痛みますので3月下旬くらいまで待って剪定することです。
花後の剪定とは
花木は花後に剪定するのが原則というように、花後という言葉がよく使われます。花の咲き終わりと捉えるのが一般的ですが、『花後の剪定』と使われるときは、満開を過ぎてまだ花が少し咲いている頃を指します。
枝数を増やす目的で花芽がつく新梢(今年伸びた枝)を切り戻し、伸びだした枝を充実させて花芽をつけさせるのです。
・花が終わった直後に枝を切り戻し夏以降は避ける
・新葉が出る2月ころに枯れ枝・込み入った枝・不要枝を付け根から切り取り風通しを良くする
・仲間の樹木にはザクロ・ゲムリノキ・ボタン・タニウツギなどがある
・あじさいの剪定は花が満開が過ぎたなと思ったら、まだ花が咲いているときに行う
・花が咲き終わった直後に剪定すれば充実した新梢に成長して花芽文化します
・花後の剪定とは満開が終わってまだ花が咲いているとき
今年花が咲かなかったのでも剪定をする!?
ベランダでの鉢植えでも地植えでも今年花が咲かなかったからと言って剪定をしないと樹形が乱れるので剪定をして風通しを良くして樹形を整えるほうがいいです。
昨年の花後に元気よく伸びた枝から今年花を付けなかった枝から今年伸びた枝に来年の花が咲きます、花芽ができるのは秋口ですけどそれまでに新しく伸びる枝を充実させるのにも今のうちに各枝の3分の一を目安に樹形の形や芽の伸びる方向を考えて剪定をするといいです。
まとめ
梅雨の時期に咲く花といえば紫陽花、あじさいといえば梅雨がよく似合う!
とっても物覚えが悪いのでこの花何だったかなとわからなくなったら関連キーワードで梅雨時期に咲く花と覚えておくとあじさいが脳裏に浮かんできます。
我が家にはあじさいは植えていないんですね、どこの家にもあじさいはたいがい植えてあるし咲くのはどこも一緒だし、それよりも紫陽花の時期に有名どころを観賞に出掛けるほうがいいですね。
よそのお家のあじさいは剪定をするけど我が家のあじさいも剪定できるように我が家にもあじさいがあるといいかもしれない、ベランダに鉢植えでも一つおいてみようかと思っています。
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