レイタータイムは多湿に弱いため、水はけと日当たりの良い環境を好みます。
レイタータイムは広い範囲のグランドカバーよりも狭い範囲のほうが良いかもしれません。
この記事ではレイタータイムの特徴と育て方を書いています。
レイタータイムの特徴
レイタータイムはシソ科ジャコソウ属、多年草のハーブです。
梅雨の蒸れに弱い
レイタータイムは梅雨の蒸れに弱く、温かい時の風通しがとても大事、梅雨前の刈込みは欠かせません。
刈込みの手間も1年に1回で済みますので、年に何回も刈り込む芝生に比べて手間がかかりません。
踏圧に強い
家族が、うっかり踏んでしまっても、愛犬が踏んでも大丈夫、気を使う必要がありません。
自転車で踏んだりしても大丈夫です。
冬の寒さでレイタータイムが枯れたように見えても、根は枯れておらず春には芽が出てきます。
育つとモサモサした小さな葉が可愛らしい。
日陰の場所でも育つ
お日様があまり当たらない日陰でも育つ植物ですが、お日様の当たる所に比べると花つきはよくありません。
日陰でも育ちますが5時間以上お日様が当たる所のほうがよく育ちます。
手間がかからず育てやすい
芝生に比べて刈込みの回数が少なく梅雨前の1回だけですので手間がかからず育てやすクテ楽です。
乾燥と病害虫に強い
水やりの手間が、植えるときとか増やすとき意外、殆んど手間がかかりません。
乾燥が続き、よっぽど晴天続きのときでない限り自然降雨だけで大丈夫です。
病気にも害虫の心配もなく手間いらず。
レイタータイムの育て方
レイタータイムが好む環境
水はけが良くお日様が当たり風通しの良い場所が適しています。
水はけが悪い粘土質の土はやめたほうが良いです。
レイタータイムは湿気には弱く、特に梅雨時期に蒸れて枯れるということもあります。
水はけがよくお日様が当たる所に植えていても、刈り込んで風通しが悪くなっていれば梅雨の雨で蒸れてしまいます。
レイタータイムの植える時期
レイタータイムを植える時期は暖かくなった春、暑い夏を過ぎた秋が良いです。
春がきた3月から6月頃と秋が来た9月から10月頃が適しています。
グランドカバーとしての緑を維持するには
レイタータイムをグランドカバーとして維持するコツは、定期的に刈り込むことで花を咲かせないようにすることです。
花が咲き終わると花の一部が茶色となって残り枯れたように見えてしまうのです。
レイタータイムをグランドカバーとして育てるなら花がさかないようにするほうが良いですね。
咲いてしまったレイタータイムの花はピンクで可愛いですが。
レイタータイムの剪定と切り戻し
レイタータイムの梅雨時期から夏の蒸れ対策として、梅雨時期前に全体の半文くらいの高さに刈込みます。
刈込みは毎年行います、刈り込んだゴミは必ず回収してください。
刈込み面積が狭いならハサミで|ちょっと広いなら芝生バリカンで|広い面積なら草刈り機で|
花が咲いてしまうと花柄が一面に残り、蒸れて枯れてしまうことも。
花は諦めて花が咲く前に刈り込む人もいます。
刈込みは、梅雨前の1回でよくて、これも嫌なら人工芝をおすすめします。
レイタータイムの増やし方
人気のレイタータイムを増やしていくのも楽しい作業になりそうですね。
手順をご紹介します。
1:元気そうな若い枝先(5から10cm)くらいの長さに切り取ります。
2:切り取った(挿し穂といいます)枝を2時間ほど水につけ十分に水を吸わせます。
3:挿し芽用の土又は赤玉土とバーミキュライトを半々位に混ぜたものを9cmポットにいれ用意する。
4:挿し穂を5cmほどの長さに切りそろえます。
5:用意したポットに割り箸で穴を空け、2から3cmの深さで挿し穂を挿します。
6:1週間位日陰で水が切れないように管理する。
7:1週間ほど経過したらお日様の当たるところにおき、1ヶ月位したら庭に植えることができます。
レイタータイムの特徴と育て方記事のまとめ
レイタータイムは芝生の代わりになるグランドカバーとしてクリーピングタイムの改良版です。
弱点は多湿に弱いということ、でもこの弱点も年に1回の刈込みで防ぐことができるのです。
きれいな小さな葉っぱの緑がとても可愛い!