マサキの特徴は北側にある庭でも育つ常緑樹木。
主に生け垣に利用され大きくなっても5m位。
剪定の時期も初夏と秋口の2回が理想、花が咲く前と秋の日差しが柔らかくなった時期。
この記事ではマサキの特徴と育て方、剪定のことが分かるように書いています。
マサキの特徴
マサキの葉は増えやすいという特徴から、生け垣として使うことが多い。
厚みのあるつややかな葉が1年を通じて美しい常緑樹です。
成長するスピードが早いので定期的に剪定を行い健康的に育てることが大切になります。
マサキは貴重な庭木
日陰から半日陰でも植えられる北側にある庭の貴重な庭木。
マサキの育て方
半日陰や日の当たらない環境でも育つ1年中葉が青い常緑樹。
マサキの育て方ポイント1
マサキには肥料を与える時期が大切になります。
寒肥と言って2月の寒い時期に行うことで、3月に強く刈り込りこんだり春に芽吹く時の体力をつけます。
本来マサキは肥料を必要としませんが寒い時期に頑張ってるマサキに与えます。
成長があまりよくなく、健康に育ってほしいときに与えます。
マサキの育て方ポイント2
マサキへの水やりは自然の降雨で充分なので毎日水をあげなくても大丈夫です。
雨があたらない場所とか、植え付けたばかりとか、夏場の乾燥が続いたときには水を上げる必要があります。
マサキの育て方ポイント3
マサキはどちらかというとお日様の当たるところが好きです。
お日様が当たらない半日陰でも育ちますのであまり植物を育てたこと無い人でも育てやすい樹木の1つです。
マサキの育て方(病気)ポイント4
マサキがかかりやすい病気はうどんこ病。
葉っぱの表面が白っぽくなってきたらうどんこ病にかかっているかのもしれません。
うどんこ病の特徴は春先や秋口に発生しやすい。
この時期、植物の葉に侵入して住み付いた場所がどんどん白くなっていきます。
対策はお酢や重曹を水で薄めて発生している所に散布、この方法は初期の段階に有効です。
うどんこ病が進行してしまうと殺菌剤を撒き進行を止める必要が出てきます。
葉がどんどん白くなっていくと植物が成長するのに欠かせない光合成ができなくなりマサキが弱ります。
うどんこ病を見つけたら直ぐに葉っぱをもぎ取るようにすると良いです。
マサキの育て方(害虫)ポイント
マサキの枝先に卵を産み付けるミノウスバという害虫がいます。
枝先に卵を産み付け冬を越し春に孵化しマサキを食べてしまい、大量に発生すると広範囲で食い荒らされます。
見つけたらハエや蚊を殺すスプレーで良いので、ドラッグストアーなどで買って置くといいですね。
マサキの剪定(時期)
マサキの剪定はいつ行っても問題はなく。
できれば初夏と秋口の年2回行うのが理想です。
真夏に剪定をすると春に出た芽が強い日差しを浴びて枯れてしまうこともあるようです。
もちろん寒い冬も常緑樹のマサキには良くないけど。
刈り込み剪定の目的
マサキの剪定をする目的は風通しを良くし虫や病気などを防ぐこと。
・枯れ枝を取り除く
・混み合ってる枝を取り除く
・伸びた枝を刈揃える
・適度に長さを切り揃える
これらのことを行えば長い間、きれい花と赤くて可愛い果実を楽しめます。
強剪定の目的
マサキが大きくなってしまった。
マサキは春になると新しい芽が出てしまうので芽が出る前の3月頃に理想の大きさに強く刈り込むことができます。
植物には強く刈り込んでも大丈夫なものと弱ってしまうものに別れます。
マサキは強く剪定しても大丈夫な植物で枯れる心配はありません。
剪定の効果的なコツは
マサキの効果的な剪定のコツは枯れ枝や混んでいる所を間引き整理するのがコツです。
成長が早く下側がどうしても空間ができやすいので若木のうちに上部を強めに刈込み、下枝を多く出させるのがコツです。
マサキは上に伸びる性質なので、目的の樹高になったら1年に2回(初夏と秋口)頂部を刈込みます。
マサキの特徴と育て方記事のまとめ
マサキは庭が北側にあり、日陰でも半日陰でも育ち生け垣にもなる貴重な庭木。
剪定についても何処から切っても新しい枝が出てくるので慣れないときでも安心して扱えます。
北側に目隠しの生け垣を作りたいときにはマサキはおすすめ!