芝庭の手入と芝庭の育て方 ゴルフ場とは違う!

手入れのコツ

芝庭をきれいに維持するならけっこうな手間暇がかかります!

芝庭の中には稲のように葉の細い雑草が芝に紛れて生えてきて中には丈のごく小さいものから高いものまでいろんなものまで生えてきます。

小さいイネ科の植物は、根によって土を耕すという貢献度も少なくあまり役に立たないと思われがちだが実はネコブセンチュウを防ぐとも言われていますし分泌物で植物の根の部分の細胞を肥大化させ弱らせるとも言われています。

そのような芝庭の芝と雑草の関係を現地で学んだ育て方のことを取り上げます。

芝庭の中にあるイネ科の雑草の役割

イネ科の雑草は苔やシダの次に生えてくる2番バッターの草でもあるがいきなりイネ科の雑草が生えてくることもあり、ゆくゆくは土を豊かにしてくれる雑草でありお友達のよう。

芝と雑草は要するにバランスの問題なんですね。

イネ科の雑草は種類によっては株が大きくなると抜こうにも抜けずスコップを使っても抜くのに苦労することも。

だが、イネ科雑草は地下茎で増えるわけではないので目に見えない敵と戦うという徒労感はない。

芝庭である場合はよほど大きなイネ科雑草でなければあまり気にせず芝と同じ高さで切りそろえてしまうのが一番楽な管理方法になります。

少し残すのは猫のため

猫がいるのと時々イネ科の雑草を食べて毛玉を吐き出しているので芝庭で目立たないところのものは刈らないで適度に残すほうが猫のために良いです。

芝庭の管理方法

芝を管理していると雑草との付き合いから始まるようです、ということはイネ科の雑草を考える上では芝についてよく知っておく必要が出てきます。

芝は毎日水をやると根を張らなくなります、だからといって乾きすぎても根にダメージを与えてしまう、日本では苔が生えやすい、その場合は苔を熊手でよくかきとりその後砂をまくと苔が生えにくくなる。

もちろん雑草はこまめに抜かないと芝は負けてしまいます、勢いがなくなり最悪のところ雑草と入れ替わってしまいます。

芝地はゴルフ場のイメージがあり芝を短く刈り込んでしまうが庭では5cmくらい残して刈り込んでおくと根本に光が届かなくなり雑草の発芽や生育を抑えることになります。

芝の管理は雑草との戦いみたいで大変だが、だからといって芝が弱いかというとそうではなく、芝をかなり深く掘りとっても石の下や通路の舗装のそこからまた出てくる。

2年位前になりますが生えていた芝をすべて庭を作り直したところがありどこからともなく芝が復活してきてそうなると芝も雑草化してくるのです。

こんな感じだから生えてほしいところには生えてこない、生えなくていいところには生えてくるし植木鉢をおいたところは雑草で蒸れてくるし歩いたところは薄くなって生えてこなくなる、厄介なものと芝はなります。

歩いて薄くなったところは芝と戦うように雑草が生えてくる、それも芝が好む環境と同じイネ科の雑草を始めジシバリやチドメグサ、などいろんな雑草が生えてきやすい環境ができあがります。

人が歩くと土は踏み固められ芝の根が弱ってしまい芝には適さない環境ができあがり芝が伸びてくる前に生育の早い雑草が大発生するということに。

こんなときには歩くとわかっているところには境界線を張るとかきっちりと通路を作る必要も出てきます。

芝は手をかけただけ良くなる生き物なので傷んだり雑草が生えてきたら
早めに手をうつのが大事。

裏を返して言うなら手をかけないとたとえ芝でも良くならないということです。


 

芝庭の手入と芝庭の育て方

春が来て3月になると北国以外なら茶色ががった芝がだんだんと青々としてきます、この時期くらいが芝の補修時期になります、新たに張り替えた芝もこの期間中は根付きやすい。

4月になり子どもたちが学校に行く時期になると平米あたり20gくらいの追肥を与えるとこの時期以降からの育ちに肥料をやらないとやったとの差が歴然として管理がしやすくなります。

このとき芝に凹凸があり目土を入れたいならこの時期がおすすめです。

5月の月には1回位の芝刈りが必要なんですね、このときには肥料を平米30gくらい与えます。

芝は1日2㍉伸びる

健康な芝は1日2㍉伸びます、肥料もやり健康な芝は6月にも芝刈りと追肥必要になり、7月8月以降の芝の生育最盛期には2周間に1回の芝刈りと追肥がが必要、9月になると芝刈りはいるけど肥料は必要なく、

10月は休眠期に向かうので最後の芝刈り、このときには少し長めに残し冬枯れを迎えたほうが雑草の発生も少なくなります。

11月からは芝の休眠期なので春までほおっておいても大丈夫、もし雑草が見つかれば抜いておくと春に楽ができます。

まとめ

青々と茂った芝生の上で子どもたちがのびのびと遊ぶ姿は理想です、価格が安く手間もかからないってことで広い面積に芝を植える人も多いけど実は春から秋にかけてびっくりするくらい手間がかかるのが芝庭です。

 

春になると芝を刈り追肥をやり春の芝刈りは月に1回で良いが夏の芝刈りは2週間に1回つまり月に2回の芝刈りが必要になり決してきれいな芝庭を維持するとなると庭木よりも手間がかかるもの。

冬場になれば芝は休眠期で枯れたように茶色くなりお手入れは基本不要となり芝が茶色の中に青々と茂っている草があったらおそらくは雑草なので見分けやすく抜くのがおすすめ。

きれいな芝を維持しようとするなら手間暇がかかります。

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