ハツユキカズラの特徴と育て方!見た目の色の変化はどうして起きるの?

育て方・特徴

ハツユキカズラの特徴と育てる楽しみは、淡い色の変化を楽しめることです。

日陰では緑一色、日向におくとピンクとか白色になるには理由があります。

 

ハツユキカズラは見た目の可愛らしさと丈夫で育てやすい。

 

この記事ではこれからハツユキカズラを育ててみたい人。

ハツユキカズラの特徴と育て方のポイントと不思議なところを書いています。

ハツユキカズラの特徴

ハツユキカズラは病害虫に強く、植物を取り組み始めたばかりの人におすすめです。

ハツユキカズラの特徴と育て方

ハツユキカズラは寄植えやハンキングまたグランドカバーにもなる人気のつる性植物です。

葉は小さく新葉はピンク色と白の色が定まっていない、美しい斑模様が入るつる性植物。

ハツユキカズラの新葉の咲く特徴はピンクや形の違う斑(まだら模様)が交じるのが特徴。

 

斑は育っていくとともに、変化し毎日変化しているようすは楽しいです。

新らしい葉のピンクや白の模様、可愛らしく見た目にもさまざまなアレンジが可能。

ピンク色が成長するごとに次第に薄くなる変化にはウキウキします。

更に成長すると緑色の下地に白の斑点にやがては緑一色そして秋には紅葉。

 

 

それぞれの葉が成長と同時に入り交じり成長が活発なときにはカラフルです。

 

ハツユキカズラは暑さ寒さに強く手をかけずとも丈夫に育つ植物です。

寒さに強いと言っても、耐寒性はマイナス5度Ç。

マイナス5度Çより下がるところでは、鉢植なら冬には鉢上げして温かいところに。
地植えなら寒冷紗をかけて保温という手段もあります(僕はしたことないです)。

 

つる性の枝を伸ばして、這うように茂っていくので行かせたいところにつるを移動するのも楽しい。

 

どこに行くのか分からないというのもワクワクがあって良いかもしれません。

ハツユキカズラの育て方

ハツユキカズラの色の出方は日当たりが大きなポイントになります。

 

ハツユキカズラの置き場所

  • ハツユキカズラは日当たりのよい場所
  • 乾燥するのが苦手
  • 程よい水はけ
  • 程よい水持ち
  • ふかふかの土

ハツユキカズラをこのような環境に植えることで後のお世話が楽になります。

 

ハツユキカズラの植える場所は半日陰か日向が良いです。

日向のほうが美しい斑を見ることができ、日当たりで育てることが大きなポイント。

真夏の強い直射日光は葉焼けを起こします。

寒冷紗などで日陰を作ってやるといいですね。

 

植物は風通しの良い所を好みます。

ハツユキカズラも風通しの良いところを好みます。

 

日陰でも育つが斑模様がきれいに出ません。

 

真夏以外の時期は日向のほうが良い植物です。

 

大きく成長すると茎の太さは3cm程度、10m近くの高さくらい登るそうです。

そんなに成長したハツユキカズラに一度お目にかかりたいですね。

水やり

 

夏の水やりで地植えの場合は特に必要は無いですが土が乾いている場合にはたっぷりあげます。

ハツユキカズラはある程度の乾燥には耐えるけど、湿り気の土を好む植物です。

土の表面が乾いていると感じたら立っぷりあげましょう。

 

ハツユキカズラを鉢植えしている場合は、日頃から水やりを忘れないようにします。

鉢の土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるまでたっぷりと。

 

水を欲しがってるサインのときには葉がだらんとしてきます。

植物のサインって慣れると意外とわかりやすい。

 

朝か夕方の涼しい時間帯に水やりをしてください。

 

冬の水やり

強く乾燥しないようにすることが大切。

水をあげずにあまりに乾燥すると落葉してしまいます。

 

ハツユキカズラはしっかり根付いたら、ほとんど不要です。

根付くまでは乾いたら水をあげます。

根付いても、真夏に晴天が続き乾燥してきたら水やりを補ってあげます。

肥料

ゆっくり効果の出る緩行性肥料を植える土に混ぜておく。

月に1回程度の緩行性肥料を与えるます。(真夏と真冬の追肥は控えます)

植え付け時期

 

 

ハツユキカズラの植え付け時期は春暖かくなった4月の上旬から7月の上旬の暑くなる前がいいです。

 

 

ハツユキカズラの剪定

花芽は前年の夏にできるのでこまめに剪定を行っていると、花を咲かすことができません。

花が終わったすぐ後に剪定をすれば翌年小さな白色の花を見ることができます。

 

ハツユキカズラは生育旺盛。

混み合いすぎて風通しの悪くならないように、混んでるところを切り取ってあげましょう。

隣の株の妨げになっているのであれば、除いてあげるという感じでいいかもしれません。

 

時おり、邪魔してるつるを切りながら全体のバランスを整えていきます。

 

ハツユキカズラの花が開くのを楽しみたい場合は、花が終わった後の剪定が良いです。

 

剪定の目的は風通しを良くし、病害虫が付きづらく丈夫な株にすることです。

 

ハツユキカズラ先祖帰り(緑一色)の秘密

ハツユキカズラはポイントを抑えないで育てていると緑一色になりきれいな斑模様がでません。

 

ハツユキカズラの新芽が緑一色になってしまうには原因があります。

ハツユキカズラがストレスを起こしています。

 

ハツユキカズラに起こる日照不足によるストレス

新しく出てきた芽は、強い日当たりから身を守るために淡い色が出てきます。

ハツユキカズラの新芽は、お日様に当たることがなければ色づきません

 

ハツユキカズラが日当たりの弱いところの場合には白色もピンク色もでないのです。

 

白くならないハツユキカズラの価値は激減ですね。

お日様が当たるところに植え替えてあげましょう。

 

ハツユキカズラにもある栄養失調によるストレス

ハツユキカズラは丈夫なので植えっぱなしということが多いです。

緩行性肥料(ゆっくり)などのお食事が欲しいんですね。

 

ハツユキカズラにとって栄養が少なくなると葉を緑一色にして生育していくようになります。

鉢植えでも同じ現象が起こります。

 

生育旺盛なハツユキカズラは、あっという間に根が一杯になりストレスがおきます。

 

ハツユキカズラだって、栄養とのびのびした空間が良いに決まっていますね。

 

ハツユキカズラの根詰まりによるストレス

ハツユキカズラは根が詰まって枯れたり弱ったりすることは殆んどありません。

起きる現象としては、葉の色が緑一色になってしまうこと。

 

鉢植えは植え替えをしないと根詰まりを起こします。

ハツユキカズラは、丈夫で生育旺盛なのですぐに一杯になります。

 

花壇のような面積が決まった所でも根詰まりしてしまうことも考えられます。

 

株分けをして株と株の間を空け、風通しを良くする必要があります。

一部掘り上げて株分けして空間を開け風通しを良くします

 

風通しが良くなった空間に堆肥などを敷き詰めて土を柔らかくしてあげます。

 

 

緩行性肥料を与え土を良くしてあげるだけで次の新芽が吹いてきます。

 

水切れによるストレス

ハツユキカズラは水を多く必要とします。

水不足だと、ピンク色や白色などの淡い色がでなくなります。

 

土の表面が乾いたらたっぷりあげましょう。

バーク堆肥などのマルチングは土が乾くのを防いでくれます。

 

ハツユキカズラが、根詰まりと水不足でダブルストレスを起こしています。

早めの植え替え、株分けで淡い色の発色を長く保ちたいですね。

 

ハツユキカズラ記事のまとめ

 

ハツユキカズラの特徴と育て方を簡単に書かせていただきました。

丈夫で育てやすく、お庭が緑一色の中、白やピンクがあるのは心が和みます。

ハツユキカズラの淡い色が緑一色になってしまうこともあるんですね。

こちらの記事を参考にしてください.

 

水やりも肥料も植え方も、ポイントさえ理解すれば育てるのは簡単な植物です。

ハツユキカズラって面白いなと思ったのは、思い通りに楽しませてくれる所。

タイトルとURLをコピーしました