ワイヤープランツの特徴と育て方|茎が土に着くと根を出すの?

育て方・特徴

ツルと呼ばれる長い茎を伸ばし、鉢のふちから無数に垂れ下がる様子が特徴。

水が足りなかったり、栄養が不足したりすると元気がなくなります。

この記事ではワイヤープランツの特徴と育て方のポイントがわかります。

ワイヤープランツの特徴

ワイヤープランツは小さなグリーンの葉が可愛い、匍匐性の常緑小低木です。

細いワイヤーのような茎が特徴、寒さに強くグリーンの葉を絶やしません。

 

ワイヤープランツは横に張って長く伸びていき、よく茂るので寄植えやグランドカバーに利用されます。

生育が旺盛なだけに水キレや肥料切れ根詰まりを起こしやすいです。

 

ワイヤープランツの育て方

ワイヤープランツの楽しく育てるコツを書いています。

ワイヤープランツの好む場所

ワイヤープランツは室内でも屋外でも育てることができます。

日当たりを好むので、年間を通じて日当たりの良い場所が適していますが直射日光は避けたほうが良いです。

好む土の環境は、水はけが良く、通気性の良い土壌環境を好みます。

 

室内の場合、夏のレース越しカーテンの明るい窓辺に。

 

ワイヤープランツを地植えにするとマイナス15度以下になる寒冷地でも冬越しします。

札幌の雪に埋もれて葉がすべて落ちても春になると芽吹いてくる丈夫な常緑小低木です。

ワイヤープランツの水やり

 

ワイヤープランツで最も重要なのが水やりです。

 

ワイヤープランツの鉢植えの場合、春から夏の時期は乾いたらたっぷりと水を与えます。

この時期の水切れには注意が必要です。

秋には徐々に水やりの回数を減らしていき、冬は乾かし気味に育てます。

 

ワイヤープランツは乾燥に弱く水切れになると葉が黄色くなって落ちてしまいます。

霧吹きによる葉水は効果があります。

葉水はエアコンなど、空気の乾燥対策に効果的です。

 

グランドカバーとして

グランドカバー(参考:グランドカバーとは

ワイヤープランツは横に伸びる性質があることから屋外でのグランドカバーとしても人気があります。

ニュージーランド生まれの小さな葉っぱが蜜に茂る個性的でおしゃれなグランドカバープランツです。

ワイヤープランツを見た感じは、草っぽく見えますが常緑の小低木に分類され「木」です。

とても丈夫で扱いやすく育てやすい。

 

剪定も簡単、いつどこを切っても大丈夫なのはとても扱いやすい。

 

細いツルにたくさんの小さな葉をたくさんつけて茂らせる姿が人気です。

 

 

ワイヤープランツの増やし方

ワイヤープランツの増やし方には、「挿し木」と「株分け」があります。

増やす時期は5月から8月ころの間に行います。

挿し木による増やし方

茎の木質化した部分を15cmほど切ります。

切った茎の下葉を落とし10本を束にし輪ゴムで止め水分をの中に入れます。

新芽と根っこが出てきたら草花培養土に植え替えます。

 

株分けによる増やし方

ワイヤープランツを株分けする場合は、ハサミで根鉢を半分に切ります。

古い土を落とし新しい鉢に植え替えます。

植え替え後はたっぷりと水をあげます。

 

挿し木と株分け以外の増やし方

ワイヤープランツは、茎が地面に着くと根を出します。

根を出した所を株から切り離して育てていきます。

 

ワイヤープランツの切り戻し・剪定

ワイヤープランツは必要に応じ切り戻し(伸びすぎた所を切ること)剪定を行う必要があります。

ワイヤープランツの枝は横に這う性質があり、どんどん広がってしまい不格好になります。

株の形が乱れてきたら切り戻し剪定を行います。

 

切った所をこまめに観察していると、脇芽がこんもり増えて可愛らしく見えます。

 

切り戻し剪定作業は必ず必要な作業、どこを切っても大丈夫です。

 

切り戻し剪定をする時期は春が良いのですが、年中行うことができます。

ワイヤープランツの特徴と育て方のまとめ

ワイヤープランツは1年中小さな葉っぱが可愛い常緑小低木です。

丈夫で扱いやすく横にどんどん拡がるのでグランドカバーにも使われます。

地植するなら明るい水はけの良い所を好みます。

寒冷地では小さな葉っぱが落ちても根はしっかり生きているので春には芽を出してきます。

 

室内ではレース越しカーテンの明るい環境に。

 

いつでもどこを切っても(剪定)形を整えることができて大変扱いやすい植物です。

 

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