消石灰と苦土石灰と有機石灰の違い 使い分けは有機石灰だけで!

庭木が好む環境

消石灰と苦土石灰と有機石灰の違いは大変簡単です、消石灰を使うと補う要素が必要とか日にちを開ける必要とか苦土石灰はすぐに作付けが可能だけど出来たものが味気ない、有機石灰を使うとスピーディーに土壌が矯正されてその後の育て方に安心感が全く違います、

消石灰と苦土石灰と有機石灰の違いをまとめてみました。

[quads id=1]

消石灰と苦土石灰と有機石灰の違い

 

消石灰と苦土石灰と有機石灰の違い 使い分けは実際問題面倒くさいので有機石灰一本になっています。

消石灰と苦土石灰の違い

消石灰と苦土石灰のどちらが良いですかと聞かれると、使い分けができるならどっちもいいですよと答えています。

・消石灰は水酸化カルシウムであり、主な働きは次の2つになります。
1)石灰(カルシウム)の補給
2)土壌phの矯正

・苦土石灰でできることは3つの効果があります。
1)カルシウムの補給
2)土壌phの矯正
3)苦土の補給

まとめると葉緑素を作る成分が土に十分あり苦土の補給を考えなくても良いなら消石灰でも大丈夫ですが消石灰を畑にまいてから1週間は間を開けることが必要です、畑にまいてから炭酸石灰に変化するために土の様子は大きく変化しますので1週間は何も出来ません。

 

石灰をまいてから植え付けまたは種まきに日にちが確保できるときには安上がりな消石灰もいいですけど、あんまり日にちが確保できないときには消石灰はおすすめできません。

[quads id=1]

苦土に含まれる苦土石灰の働き

葉緑素を作る大事な成分の苦土が欠乏すると葉がところどころじわっと 黄化することがあり、葉緑素が上手く働いていないということになります。

消石灰を使うときの注意点

消石灰を使うなら苦土入の化成肥料を使うかようりんを併用するなど苦土を補給しておくほうが
良いです。

消石灰は畑に入れてから7日ほどで炭酸石灰に変化しこの間は土の様子が大きく変化しますから、種まきなどはないほうが良いですし、化成肥料も入れないほうがいいです。

消石灰を散布してから作付けまで日にちが取れないときには消石灰は使わず炭酸石灰を使います。

 

有機石灰の優れた点

有機石灰は卵の殻や貝殻などの動物性のものから作られた石灰ですので土をスピーディーに矯正してくれすぐにでも植え付けが可能になる石灰です。

まとめ

消石灰と苦土石灰と有機石灰の違いは価格の違いと安心感です。

消石灰を使うなら葉緑素が充分に働いてくれる要素の補給が必要だし、日にちを開けることも必要です。

苦土石灰はすぐにでも矯正はしてくれるし安心して畑に入れることが出来ます。

 

有機石灰は動物の貝殻とかが入っているので値段は消石灰の倍くらいはするが植物を育てていて安心感は比べるものにならないくらい使い勝手は良いです。

 

家庭菜園とガーデニングという小規模ですので少々お高く付いても美味しくきれいな出来が期待できる有機石灰を使っています。

[quads id=1]

コメント

タイトルとURLをコピーしました