クリスマスローズの株分けと植え替えはとても簡単です。
1年のうちで一番根が良く伸び元気な時期、その時期までに株分けをすることでほとんど間違いなく株分けができてしまいます。
この記事ではクリスマスローズの株分けと植替えの時期を書いています。
クリスマスローズの株分け方法
株分け
クリスマスローズは季節を選んで株分けすることが大事です。
株分けの適期は10月から12月。
季節を選んで植え替えまたは株分けすることで新しい根を発生させ株自体を若返らす効果があります。
クリスマスローズの場合には古い土を落とすということは根に小さな根毛が生えており洗うことで根毛を落とすことになります。
根を洗うことで根毛が落ちてしまいクリスマスローズにはよくありません。
水で洗ったりせずに根鉢の底や周囲に回った根と用土を外すというくらいにとどめます。
クリスマスローズの植え替え
クリスマスローズの植え替えは2年ごとに行っています。
・根の大きさに合わせて鉢を大きくする。
・クリスマスローズ専用の土を市販で購入または自前で用意。
・自分で配合するなら、水はけが良くなるよう腐葉土、赤玉土などをよく撹拌。
ご自身で配合して作られた床に知っておきたい株分けの3つのポイント
・あらかじめ緩効性肥料を混ぜておく。
・1週間経過後株分けした苗を植え付け。
株分けすることで株が老化したものを新たに生育の力をつけることになります。
株分けのときに3芽以上を一つにすると良くて1つでは株が弱くなります。
植え付け後はたっぷりと水をやリます。
植え替えのサイン
クリスマスローズの植え替えサインは以下のとおりです。
・鉢に対して、育っている草花が大きくなった。
・鉢底から根が出ている。
・花や下葉、新芽が小さくなる、黄色く枯れ始める。
・鉢底からの水が流れるまで時間がかかる。
・手をかけているのに、花や葉っぱが小さく下葉が黄色く変色している。
クリスマスローズの症状が植え替えしたほうがいいサインです。
クリスマスローズの茎葉や根が最も成長するのは2月から5月です。
・植え替え適期は茎葉が最も成長する前の10月から1月遅くとも3月初旬までに行います。
地植えのポイント
クリスマスローズを地植えにする場合のポイント。
・植え替えの場所を1週間以上前から準備。
植え替え床をあらかじめ準備する理由。
雨の影響で酸性に傾いている土をクリスマスローズが育ちやすい中性〜アルカリ性の状態に整えておくために行います。
クリスマスローズの植え替えと手順
クリスマスローズの植え替え手順。
・クリスマスローズを植え替える風通しのよい半日陰の場所を選ぶ。
・掘り起こした土に腐葉土や苦土石灰を混ぜて1週間以上寝かせる
・植え替える株よりも一回りから二回り直径と深さのある大きな植え穴を掘る
・複数植えるときは、株間を50cm開けて大きな穴を掘る
・植え替えの前日に掘った穴に水を注ぎ土を湿らせる
・下処理した株を地面に対して水平より少し高くなるよう植え替える
・植え替えの翌日の朝、水やりをする
育て方のポイント
水はけの良い半日陰を植える場所だけでその後の管理がとても楽になります。
鉢物なら秋から春までは日がよく当たる落葉樹の木陰などにおいてあげると良いです。
庭植えの水やり
クリスマスローズの庭植えは基本的に水やりは必要ないしとても扱いやすい植物の一つでお気に入りの一つです。
鉢植えならば10月から5月までは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと6から9月まではやや乾かし気味で管理します。
クリスマスローズの株分け|植替の簡単ないくつかのポイントまとめ
クリスマスローズの株分け適期は10月から12月に3芽以上になるように予め用意しておいた土に植えるととても元気に育ってくれます。
株分けしたクリスマスローズは4月ころ根が大きくなります。
花はとっても綺麗で素朴で手間いらずでお気に入りなんです、古い葉を見つけたら付け根から切り取る
・花柄取りとりはとても大切です(ハサミで切らないで花茎ごとつまむ)。
クリスマスローズの花が終わった後の取り除く作業は勢力温存のため大事な作業です。
コメント