自分で植えた庭木が見事な花が咲いたりたくさんの実がなるのはとても楽しいものです、そのためには植える土の環境と庭木の性質や庭の環境をよく知り植え場所を選んだり調和の取れた配置のポイントとコツなどをまとめて書いています、よろしければ参考にしていただければ嬉しいです。
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庭木がよく育つための3つの条件
庭木を美しく育てるには次の3つの条件を備えたことが理想。
日当たりが良いこと
1日中よく日が当たるほど庭木はよく成長し病害虫の被害に当たる確率が低くなります、植物は太陽光線と根から吸収する水分と葉に含まれる葉緑素の働きによって光合成作用を行い養分を蓄えながら成長してくれます。
庭木の中には強い太陽光線を嫌う樹種もありますが大半の庭木は日当たりが良いと美しく育ちます。
・太陽光線
・根から吸収する水分
・葉に含まれる葉緑素
によって光合成作用が行われ成長する。
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土がふかふかの構造である
庭木がのびのびと根を張るためには土が腐植質に富んだフカフカの土があることが必要で、適当な水分と空気を保つことができる土であることが大事、このような土を団粒構造といい、
粘土質が多いと通気性にかけるし、砂質分が多いと水分と肥料分がすぐに抜けてしまいます、このどちらも単粒構造といいます。
庭木を植えるときには深く耕し堆肥や腐葉土などを施し団粒構造に改良してあげることが重要。
肥沃であること
庭木が順調に生育するには充分な肥料分があり根からその養分を吸収出来なければならない、庭木には窒素・リン酸・カリが必要で特に不足しがちなのがリン酸。
新しく造成した土地にはほとんど肥料分を含んでいませんから堆肥などの有機質肥料を施し土の質を改良することが必要です。
きれいな庭木にするため 配置の基本の基本
庭木と庭木とが調和取れてることと植えた庭木によっては奥行きが感じられる配置にすることがコツ。
真・副・対による配置
基本形とされてきたのが真、副、対という植え方の配置は7本5本3本と奇数の木を骨組みとして上下左右前後を立体的に植えてそれぞれが非対称の調和がとれるように植える点に特色があります。
最初は真副対など面倒くさいことなど考えないで7本5本3本を意識して植えてみるのが良いかと、それが意識できるようになったら どうしたら違和感がないかなって植えて行くとよろしいかと、植えてみてなんか違和感があるなってなると植え替えて見るのも面白い。
快適な空間を作る
庭木を植えるときに大事なのが快適な空間を作る、庭木で埋め尽くしてしまわないってことが大事、遊びや憩いのためのスペースを取った配置ができるといいですね。
砂遊びの場所があり、芝生には高低差があれば庭に変化と動きが生まれてきます。
狭い庭を明るく演出する
庭が隣家と接することが多い都市部では生け垣や塀でしきることになります、仕切るということで暗くならずできるだけ明るくなるような雰囲気作りをしましょう。
樹高の低い花木を利用して広がりと彩りが楽しめる配置にするのもいいです。
白い石張りや浅い池などの人工材を使って庭との調和を図りながら狭い庭を明るく演出していくってのも面白い。
庭木の植える場所は性質に合わせる
庭木によっては強い直射日光が当たるところでなければ育たないものと、ごく弱い光でなければならないものとその中間のものなど様々な性質に分けることが出来ます。
はたまた、庭の方も一日中日光が当たる所といつも日陰がちなところと様々です。
お宅の庭に庭木を植えるときにはその性質に適した環境を選んで植えてあげることで、庭木を育て美しい容姿を保つコツになります。
大まかに分類すると
陽樹
日光を充分に浴びないと次第に衰弱していくタイプで松・イチョウ・ビャクシン・ソテツ・イヌシゲ・白樺などがあります。
半陽樹
光線が弱い半日陰ならば生育に支障がないたいぷにはカエデ・ツバキ・マキなどがあります。
陰樹
日陰でも生育ができるタイプにはサンゴジュ・センリョウ・アセビなどがあります。
極陰樹
日光に弱く日陰でなければ生育できないタイプにはアオキ・ヒイラギ・ヒイラギナンテン・ヤツデなどがあります。
常緑樹を多く植えると暗くなる庭
小さな庭では、夏には日陰を、冬には陽だまりを庭木の植え方が良くそのためには1年中葉が茂る常緑樹と春夏秋冬に変化が楽しめる落葉樹をどのくらいに比率で植えるのかとか、奥行きのある大きな庭の奥には風格のある常緑樹を植えるとか。
小さな庭に常緑樹を多く植えすぎると冬には陽が差し込まない寒々とした庭になり暗くなります、常緑樹を増やしたい場合には針葉樹を植えるとか。
まとめ
狭い庭には狭い庭にあう庭木があり、広い庭には広い庭に合う庭木があるものです、そこに花木を植えるなら1年中楽しめる工夫があり、花木によって我が家のにわからも春夏秋冬の移り変わりが楽しめるがいいかなって思っています。
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