コクリュウの特徴と育て方は実に楽です。グランドカバーとして使え、雑草対策としてもお庭にあれば充分に引き立ちます。このような素敵な黒色の葉っぱがあればお庭にいくのも楽しみになります。この記事ではコクリュウの特徴と育て方の情報が得られます。
コクリュウの育て方と特徴
細く長く伸びた葉は龍のひげに似ている。
コクリュウを初めて見た時にしばらくぼーっと見ていたのを覚えています。
コクリュウの育て方
コクリュウをより素敵に育てる抑えるポイント
- 真夏の直射日光に弱い
- 日光を浴びすぎると枯れる
- 半日陰が適している
- 好みの色に調節
好みの色に調節ができるってのはすごいこと。
特徴
コクリュウの一番の特徴は葉の色。
庭にグリーンしか無い時に黒のコクリュウがぽつんとあれば名脇役。
全体が引き立ちます。
光沢の有る黒の葉色が美しいリュウノヒゲの仲間。
日本庭園の下草にも使われているようです。
コクリュウが有ることで現代風な庭に組み合わすことができます。
耐寒性、耐暑性、耐雨性、耐寒性ともに強く年間を通して植え付けが可能。
コクリュウはどちらかというと半日陰のほうがのびのびしています。
乾燥にもとても強いので水切れして枯れることもなく、初心者には育てやすい。
地植でマイナス10度でも冬越しができる。
家の裏側や北側など、どんな場所でも元気に育ちます。
家の裏庭のグランドカバーになりますね。
根は地中で伸びて新しい株を増やしていく。
葉は密集して生える特徴があり雑草が増える余地を与えない。
雑草対策としてのグランドカバーにもなります。
鉢植え
コクリュウの鉢植えは、苗の根鉢がすっぽり入る大きさの鉢。
根鉢をくずさないで鉢に入れてください。
この時に水はけと水持ちがよくてバランスの良い土を用います。
地植え
根鉢がすっぽり入る大きさの穴を掘ります。
根鉢を崩さず植え付けます。
よく増えるので株間は広めに植えるのがコツ。
育つ力が強く放おっておいてもどんどん株を増やします。
植えたときに隙間があってもそのうちにびっしり詰まってくるので20cmくらいの間隔を開けて植えます。
環境と水やり
環境は半日陰がいいですが、日向でも栽培可能です。
乾燥に強いので庭植えにした場合は特に水やりは必要がないです。
逆に加湿には弱く、水の与え過ぎは避けるほうが良いです。
新芽が出たり花が咲いたりする春から夏頃には充分な水分があったほうがいいです。
剪定
コクリュウの剪定は特に必要はなく、枯れて気になるような葉があれば取り除く程度です。
窮屈そうに混み合ってきたら適当に刈り取ってやるくらい。
増やし方は株分けが楽
コクリュウの増やし方は株分けがおすすめです。
株分けで増やす方が簡単だからです。
時期は春なら3月から4月 秋なら10月から11月が株分けに適しています。
元気に育った株の3から5芽を一株として分け、他の場所に移植する。
地下茎を伸ばして増えるので地下茎を切って移植ということもできます。
種を撒いて育てるという方法もあります。
この方法は葉が緑色になる傾向があり手間がかかるのでおすすめできません。
この記事のまとめ
コクリュウは増える力が強く育てやすい植物の一つです。
どんどん広がるので雑草の生える隙間がなくなります。
雑草を繁殖させないために雑草より強い植物を植えることをグランドカバーといいます。
このグランドカバーになることができる扱いやすい植物のひとつです。