ニンジンボクの木の影に隠れるように半夏生の苗木が生えていました。
何処から運ばれてきたのかせっかく生えている半夏生の苗大事に育て大きくしてみます、半夏生は半分夏が生まれると書くのです、1年のうち半分が過ぎた今時期に半夏生の苗木が運ばれ一本育ているのはとっても縁起が良いです。
半夏生の意味とたこを食べる由来
稲の根がタコの足のように、しっかり根を張るように稲穂がタコの吸盤のように立派にたくさん実るように
農家の息子で育った中で母親が特にタコが大好きだったのが思い出します田舎の風習に半夏生の日にタコが食べられていたのもうなづけます、もともと半夏生とは雑節の一つで農耕民族の日本人にとっては重要な節目になる日、節分やお彼岸と同じくらいに。
これからしんどい夏の始まりにタコのような栄養のあるものをいただき豊作を願い、7月1日の半夏生のあとの農作業は収穫が減るなどの言い伝えがあるため半夏生までに田植えを終わらせるとういう習慣がっあたのを農家の息子として思い出します。
でも、僕の母は大のタコ好きで料理にタコが大好きで半夏生の日以外でもよく食べていましたけどね。
・節分に豆、恵方巻き
・土用にうなぎ
半夏生にタコをたべるのは節分豆、恵方巻きを食べ土用にうなぎを食べると同じことになります。
HANGESHOWブランドの水着
半夏生は歴日としては節分やお彼岸ほどメジャーではないがHANGESHOWブランドの水着「日本の海に似合う水着」を掲げ、デザインと機能の両方を充実させた日本人の女性に合うビーチアイテムがあるんです。
半夏生、この日を境に本格的な夏が始まる日本人にとっては大事な雑節になり日本人の女性に似合うってのはいいですね。
この歳になって半夏生が何処かから運ばれてきて畑に苗木が生えているということはとてもいいことが起きそうでウキウキしてきます。
半夏生の葉が白くなるのはなぜ
半夏生の見どころはこの葉の花期の様子です、花の咲く頃になると花穂のすぐ下の数枚の葉が付け根の部分から先端にかけて白く変色します。
この白斑(しらふ)の枚数はまちまちでして花が終わる頃にはみどりに戻るんですね。
・普通花びらがこの役目をするが半夏生は葉で知らせる
・花が咲き終わって夏の終わりに頃緑色に戻る
・ドクダミ科でドクダミの白い苞と同じ役目
・ドクダミの白い苞(花の根元に付く小形の葉)のようになりきれない葉
・葉の表面だけ白くなる
花のすぐ下の葉が花の時期だけ白く変色するのは正直幻想的、白い部分は葉の表面だけで裏側は白くなく、これは葉の表皮の下の柵状組織に葉緑体ができるのがおそくなるためと言われています。
日の当たる水辺で群生しているのは画像でしか見たことはありませんがとても風情があり美しいです。
日当たりの良い湿地などで太い地下茎を伸ばして群生しているものです半夏生の花期は6月中じゅうから7月、花期になると茎の頂部の葉の付け根から花序を伸ばし小さな花を穂状に咲かせます。
半夏生の花言葉
花言葉はうちに秘めた情熱 内気な花
花言葉は『うちに秘めた情熱』花がさく頃に花弁がなく目立たない小花のことを遠くからでも葉を白く変色させお化粧をして虫を誘うことからきているという説もあり、何処か日本女性らしい響きで気に入っています。
今年何処かから飛んできた半夏生の苗がぽつんと育っているのでこれは縁起がいいと大事に育てることにします。
半夏生は山野の湿地帯や水辺に咲く花なのでぽつんと咲いた苗を大事に鉢に入れ鉢下に腰水を入れた一回り大きな水受けに入れて管理することにします。
まとめ
今年ぽつんと育っている半夏生の苗は種を植えたわけでもないのにニンジンボクの脇に育っています。
これまで雑節と言われあまり意識をしなかった樹木ですが好きな樹の下にぽつんと育っている半夏生にとっても興味を惹かれますね。
半夏生はもともとは湿地帯の山辺とか池の縁に群生で咲く花、この樹木が眼の前に現れたのだから興味を持たない訳がない、じーっと様子を見て折を見て鉢に移し一回り大きな容器に腰水を入れ乾かさないように半日陰で育てることにします。
お日様が大好きな樹木ですが直射日光が苦手なので半夏生にあった環境で育て管理することに。
季節の変わりめに目の前に現れた半夏生を大事に育てます。
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