1年草とはその年に植え付けてその年に枯れてしまうことを言います
多年草とは1度植え付けると何年も枯れずに育つ植物のことを言います。
多年草の中に1年草・2年草を上手く組み合わせる所に楽しくなる庭作りがあります。
この記事では1年草2年草をどうやって植えていけば良いのかを教えてくれる1つの記事になります。
多年草(宿根草)の中に植える1年草の意味
多年草の中には一度地上部が枯れる植物もあります。
地上部が枯れる植物を宿根草と言います。
完全に枯れるのではなく地上部だけが枯れ、春になるとまた、新しい芽を出してくれます。
クロッカスなどの球根植物。
宿根草ばかりの庭になってしまうと偏った庭になりますね。
多年草の中に1年草・2年草・宿根草を組み合わせて植えるのが楽しい庭を作るコツになります。
多年草の中の1年草の魅力
1年草の魅力
1年草とは、種まきしてから1年以内に枯れる植物。
マリーゴールド・パンジー・アサガオなどです。
1年草の特徴として生育スピードが早く花も大きく目立つ。
1年以内に枯れるので次の植物を植え替えないと寂しい庭になります。
1年草の入れ替えは容易で、好きなお好みの花に植え替えることができる楽しみ。
楽しみが多い植物、気になる草花にどんどんチャレンジできます。
1年草のメリット
1年草のメリットは生育期間が短く成長も早く花の入れ替えが簡単。
マリーゴールドとか。
存在感ある花も多く、ひまわりなんかも春に植えて夏には3m位になりたいへん大きな花を早々に楽しめます。
好きな種類の花だけ植えて、枯れて次の季節にはその季節の花に入れ替える。
気に入った花の種を採取できれば、毎年楽しめる。
1年草とは枯れたら終わりではなく種を採取できれば来年も育てることができます。
1年草のデメリット
1年草のデメリットは植えっぱなしの庭作りができないことです。
枯れた苗や花を取り除き、新しく種まきや植え付けをする必要があります。
手間ひまをかけたくない方には、多年草や美しい花の咲く花木中心の庭作りがおすすめ。
多年草の中に1年草を少なめに植えることも楽しいですね。
1年草を象徴する3種
1年草を象徴する草花といえばパンジー・アサガオ・ジニアが挙げられます。
1年草|パンジー
1年草のパンジー(参考:パンジーとは)を植える時期は10月下旬から12月上旬、開花期間は10月下旬から5月中旬。
秋から春の1年草ですね。
パンジーは秋から春の花の少ない時期に花壇をカラフルに彩ってくれる人気の高い植物。
花の期間が長く次々と新しい花を咲かせ、特別なお世話もいらず枯れにくく丈夫に育ってくれます。
1年草|アサガオ
1年草のアサガオを植える時期は5月下旬から6月上旬、開花期間は7月から10月上旬。
夏から秋の1年草ですね。
アサガオは(参考:アサガオとは)育てやすい1年草、害虫の被害もなく枯れにくく育てやすい植物。
ツル性植物で、ネットや支柱にからませて楽しめます。
1年草|ジニア(百日草)
1年草のジニアを植える時期は5月から7月上旬、開花期間は5月から11月上旬。
花の期間が長く生育旺盛、百日草と言われるだけあります。
ジニアは花の期間が長く生育旺盛な姿は夏の花壇を華やかにしてくれます。
1年草がサイクル終え枯れた
1年草が枯れても来年また使えることができます。
1年草の花柄摘みはこまめに
1年草の花は、同じ株でも一気に咲いたり枯れたりするわけではない。
ばらつきがあります。
バラバラに咲いては枯れる花柄をこまめに摘み取らない、とこれから咲く花に栄養が行き渡らないようになります。
枯れた花柄をこまめに摘み取ることで必要な栄養を行き渡らせることができます。
1年草から採った種は来年
1年草の株から新しい花が咲かなくなると、枯れた花柄が乾燥して、中に種ができます。
できた種を採取して風通しの良い冷暗所に保存。
来年に種まきすれば、繰り返し育てることができます。
1年草が枯れたら根ごと処分
1年草が枯れたら、根を残さず引っこ抜き取り除き処分します。
来年同じ花を植えるときでも、2週間以上前には腐葉土や堆肥をいれて土作りを済ませておきます。
1年草は手軽に楽しめる
1年草の苗は100円くらいから気楽に楽しめる植物です。
手軽に栽培でき見た目にも分かりやすい。
気になった1年草はどんどんチャレンジして多年草と組み合わせ。
1年草と多年草の混合花壇を楽しめます。
1年草と多年草の記事のまとめ
1年草にはいろんな種類があります。
この種類の中から気になるものをどんどんチャレンジして植えていくのも楽しみです。
多年草の中に気になる1年草を植え気に入れば種を採取しまた来年育てる。
何処にもない我が家だけの庭がここに出来て行きますね。