ススキを利用することで救世主になる?昔は茅葺屋根とか飼料にしか!

四季

堤防とか荒れた田んぼと畑に行けばどこにでもあるススキ
ワット襲ってきそうで、大きく伸びたススキはちと怖いくらいです。

昔は茅葺屋根とか飼料に使っていたらしいが今は主に何に使われているのだろうか
気になるところ。

今でも茅葺屋根とか飼料として使われますが
飼料に関して言えば野原に生えているススキ以外にもまとめて刈り取り
乾燥させて飼料として利用でき冬場は乾燥させて利用していますね。

あとは季節感を出す花材とかすすきの穂を民芸品の加工に使ったり
観賞用に使われているのはご存知のところに。

この他に最近注目され始めているエネルギーとしての価値があり
非常に効率よく利用されてるんです、このことをササッと読めるようにしてまとめてます。

すすきを利用することで救世主になる


日本が車の次に国際的に競争力を持てる可能性があるのは
ススキを原料にしたソフトバイオマスからのバイオエネルギー生産やバイオファイナリー
と、個人的には考えています。

バイオマスってなんだというと
『動植物から生まれた、再利用可能な有機性の資源』のことなんです。

石油などの化石燃料と違い太は陽エネルギーを使って二酸化炭素と水から生物が生成するもので
持続的に再生可能な資源であることが特徴。

 

このすすきを利用した研究が進むことで再生可能なエネルギーとして
広く認知され利用されれば素晴らしいこと。

石油資源のない日本がこのすすきの研究の燃料実用化に成功すれば
この分野で世界をリードできるんだろうに。

すすきを利用した方法は・・

枯れすすきといえば秋の風情そして秋を象徴する植物。

野草堆肥、草原を小さな雑草もまとめてかりこみ
草原保全しかり取ったすすきを含めた雑草を野原につみこめば
自然の対比になり無用な雑草が生えにくくなるマルチになります、
野草マルチですね。

秋にしかない花材といえばすすき!

すすきはお月見のときに飾ったり古くから日本人にとって馴染み深い花材
すすきの風になびく優雅な風情は

直線的に上に伸び外に広がる動きがすすきにはあります。

チューリップは春のイメージが強く
ひまわりは夏のイメージがあり
すすきなら秋をイメージというところですね。

すすきを利用した茅葺やね

茅ってなんだっけ!?
そもそも茅という植物はなくすすきや稲わら小麦わらなど
かって日本の生活の中で身近に手に入る植物を束にしたものの総称が茅!

遠い昔の縄文時代からすでにあった茅葺屋根。

日本だけの文化ではなく世界中で見られる
屋根の様式なんです。

田んぼの畦などを利用して育てて収穫したもものを
乾燥させて屋根材に使う茅葺屋根の良さを言い換えると

大きな木陰の中にいると外の蒸し暑さも忘れるくらい
心地よさと安心感があり、

それと同じく茅葺屋根の中にいると夏はエアコンがいらないくらい
涼しく
冬は家族が集う部屋を限定して温めることにより
茅葺屋根の持つ通気性を損なうことなく過ごせるスグレモノ。

四季の変化に合わせて呼吸する茅葺屋根の家屋は
日本の風土にビッグマッチしている。

もう少しときが立つと今よりも茅葺き家屋が見直され
日本家屋の一般的な状況が変わるようになる、かもです。

 

まとめ

日本の人たちが東京とか都会と言われるところから
田舎に住みたいと思ったときにまず浮かぶのが
茅葺屋根がある家屋に住みたいって思います、

夏はエアコンがなくても涼しく過ごすことができ
冬はよく利用する部屋を集中的に暖かくし
工夫次第では1年中
大きな木陰でのんびり過ごすことができる

そんな時代を多くの人がのぞみ
叶えることができる時代が来ると。

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