多年草とは、植えた後、開花・結実と言うサイクルを2年以上繰り返す植物をいいます。
植え替えという時間がいらないので、ガーデニングには花壇の前側などと広く使いやすい植物。
分類がよくわからないことってあります。
この記事では多年草・1年草・2年草・宿根草の分け方が書かれています。
1年草・2年草との違い
多年草と1年草と2年草との違いは。
1年草とは
1年草とは種まきや植え付けてから1年未満で枯れてしまう植物のことを言います。
種を蒔いたその年に発芽し、花が咲き種をつけ枯れる植物。
次の年は残された種から新しい生命が育ちます。
2年草とは
2年草とは種まきや植え付けてから2年で枯れてしまう植物のことを言います。
種を蒔いた最初の1年は根を広げたり茎や葉を伸ばすところまで。
2年目の春や夏に花を咲かせる植物です。
多年草とは
多年草とは種きや植え付けをしてから花が咲き実が付くというサイクルを2年以上繰り返す植物のことを言います。
同じ株から何年も続けて花を咲かせる植物。
多年草は冬でも葉が枯れずに残り。
花から種もできるのでどんどん広がっていきます。
多年草と宿根草との違い
多年草と宿根草をこのように分けると分かりやすいです。
多年草とは
多年草の中には、地上にある部分が常に葉っぱが茂ってるもの。
宿根草とは
多年草の中には地上部分が枯れてしまい、また翌年芽が出て花が咲き実が結実して枯れるというサイクルを繰り返すものがあります。
宿根草とは花が咲き実が付き生育期が終わると地上に出ている部分が枯れてしまうもの。
冬の苦手な時期をじっと土の中でじっと耐え、また暖かくなりだしたら動き出す。
1年のサイクルを終え時期が来ると地上部分だけが枯れ、また翌年地上部に芽が出て成長する植物を宿根草と言います。
咲き方の特徴
1年草・2年草|咲き方
1年草と2年草はその年のうちに発芽し枯れるところまで行くので花の期間が短いものが多い。
1度の花開くエネルギーのために持っているエネルギーをすべて使う。
多年草や宿根草と比べると花は大ぶりで鮮やかで花着きが良いようです。
宿根草・多年草|咲き方
宿根草や多年草は毎年花を咲かせてくれる植物。
育てているうちに年ごとに株が大きくなっていきます。
宿根草や多年草は植えてから数年は株自体が小さいし、花も小さい。
数年は花も小さく花つきも良くない植物が多いです。
数年経つと株が育ってくるとびっくりするほど華やかな花をつけるようになる植物もあります。
多年草とは|1年草・2年草・宿根草との違い記事のまとめ
多年草とは、1年草とは、2年草とは、宿根草とは。
分かっているようで分かりにくい分類をまとめさせてもらいました。
ガーデニングをするときに多年草だけでは寂しい。
多年草・宿根草という1度植えればほぼほぼ手間のかからない植物の中に1年草を混ぜる。
こうすると、より面白く作りやすい庭ができると思っています。