パンジーはパンダのお化けのような1年草です。
育ててみると可愛いです。
この記事ではパンジーのことが少し分かるように書かれています。
パンジーの特徴
パンジーは冬から春にかけて開花(10月から翌年6月)する草花。
上手に育てれば半年以上も可愛い花を見ることができます。
生育適温は5度から20度前後と、寒さが強い中にありながら、可憐な花を咲かせてほっこりさせてくれる草花です。
パンジーの花ビラは5cmほど、草丈は10から30cmとあまり大きくならないのが特徴。
パンジーは花色(赤・ピンク・黄・オレンジ・白・青・紫・黒など)が豊富で花壇やガーデニングに人気のある1年草(参考:です。1年草とは)
パンジーの育て方
パンジーの好む環境
パンジーは太陽が大好きな植物、風通しと日当たりの良い環境で育てます。
太陽の日当たりは花数にも影響し、日当たりが悪いと病害虫の被害にあいやすくなります。
植える所には2週間位前まで、堆肥や腐葉土をよくすき込み。
通気性水はけがが悪ければ砂やパーライトも入れ改善しておきます。
パンジーは寒さに強い、北海道のような寒冷地以外なら路地での越冬も可能。
パンジーを植える時期
パンジーは路地でも鉢植えでも育てることができます。
鉢植えならいつ植えても良いが、地植えなら霜が降りる前、秋植が良いです。
秋の彼岸頃が植えどき。
秋に購入してきた苗をできるだけ早く定植します。
水やりのタイミング
パンジーは水切れに敏感ですが過湿も嫌います。
鉢植えは基本的に鉢の土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりとあげます。
地植の場合には植え付け時にたっぷりあげ、しっかり根づいたら水やりの必要はない。
乾燥した日がが続くようなら水を上げてください。
パンジー|肥料のあげ方
パンジーは花の咲く期間が長い植物です。
栄養が必要。
植え付け時に緩行性肥料(長くゆっくり効果の出るタイプ)をほどこします。
開花が盛んになって来たら追肥が必要です(7日に1回1000倍に薄めた液肥)。
寒い冬は施さなくて大丈夫です。
パンジー|剪定には
パンジーの剪定には2通りあります、摘心と切り戻し。
摘心は定植後しっかり根づいて茎が伸び始めたら先端を摘み脇芽を出させることを言います。
切り戻しは生育期間中、間延びした茎・枝を取り除きつつ、混み合ってる部分を取り除いて風通しを良くすることを言います。
パンジーの花は次々と咲きます。
咲き終わった花柄はそのままにしないで摘み取ることが大切。
花柄をそのままにしておくとパンジーの株は子孫を残すことに働き、寿命を縮めてしまいます。
パンジー|増やし方
パンジーの増やし方には種の採取と挿し芽で増やすことができます。
種を取りたいなら花柄を取らずに種になるまで管理します。
より良い品種を作り出すための育種家を守るための法律があり、許可なく営利目的の増殖は禁止されてるのです。
ガーデニングを行う過程で予備苗程度の増殖は問題ないです。
種苗法という法律で育種家が守られているということなんですね。
パンジー|毎日の観察で得るもの
パンジーを毎日観察することにより病気の予防に繋がります。
パンジーの病気としては「うどんこ病」「灰色かび病」があり、どちらも風通しの悪い環境で起こります。
罹病した葉っぱなどは切り取り取り除きます。
花柄摘みもこまめに行うことも大切です。
罹病した患部を取り除く切り取る、花がらをこまめに取り除くことが健康なパンジーを育てるには重要です。
パンジーの害虫は「アブラムシ」「ナメクジ」をあげることができます。
アブラムシの方は削ぎ落とす、見つけ次第。
ナメクジの這った後が見つかったら、ペットボトルンを半分にカットした中にビールを入れます。
ナメクジが出そうな所に半分くらい埋めて誘い出します。
パンジー|寄植え
パンジーの単体でも可愛い。
他の植物と組み合わせて植えるのも可愛い。
パンジーと相性の良い草花を選ぶコツは似たような環境を好む植物を選ぶこと。
パンジーが売られている時に一緒に売られている草花を選ぶと大きな失敗はないです。
パンジーの特徴と育て方|お日様と剪定で健康な植物記事のまとめ
パンジーのことをまとめさせてもらいました。
寒さに強い1年草の代表みたいな作りやすい植物です。
見たところパンダが葉っぱについているような可愛い花は特徴的です。
作りやすく可愛らしいパンジーは上手く行けば半年位楽しめます。