ジニアは夏の花の一つです。
暑い時期にも休むことな事無く咲き続け1年草は暑さに強く手入れが簡単。
この記事ではジニア(1年草)のことが分かるように書かれています。
ジニアの特徴
ジニア(百日草)の特徴は花が咲いてくれる期間が長いということです。
最近では5月ころからジニアの苗が出回るので5月から11月と長く百日ではなくなってますね。
暑さに強く手入れが簡単ですが、直根性なので植え替えることは難しい植物です。
植えるときには移植しない場所を選んで植えることが大切になります。
ジニアの育て方
ジニアの育て方には5つのポイントがあります。
ジニア|好む環境
ジニアは日当たりの良い場所で風通しの良い場所を好みます。
鉢植えは梅雨などの雨が頻繁に当たる時期になったら軒下に移動する。
地植の場合のジニアはマルチングなどして雨による泥の跳ね返りを防ぐ対策が必要です。
地植するときには間隔20cmくらい、株の周りに1cm位の水鉢を土で作ることが大切。
ジニア|水のやり方
ジニアは乾燥に強いですが、乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。
特に真夏が大事です。
真夏の水やりは朝にあげても夕方にはカラカラになってしまいます。
朝と夕方の2回水やりをしてください。
朝も夕方も水やりは株元にあげることを意識します。
この時期は高温多湿の時期なので水の温度が高くなっており株が弱ってしまいます。
葉に温度の高い水がかかると病気に感染しやすくなります。
ジニアの花がらのとり方
ジニアの花柄を取るタイミングは、花柄が色あせてきたり、真ん中の部分が茶色く変わってきたら取り除きます。
花が美しくない状態になったら次の花に栄養を回してあげましょう。
ジニアの花を切る位置は2節下の葉の上で切ります。
花のすぐしたの葉の上で切ると脇芽が出ないからです。
ジニア|剪定と切り戻し
ジニアの剪定(摘心)や切り戻しの時期は3回を目安に行います。
・本葉が10枚になった頃に摘心(茎や枝の先端をカット)します。
・梅雨時期と8月上旬から中旬の頃の2回位切り戻しを行います。
切り戻しの切る位置は摘心よりも長く(1から数節)切ります。
ジニアは暑い夏でも休み無く咲いてくれます。
切り戻しをすることで脇芽の成長を促し。
切った所から花茎(花だけをつける茎)が倍に増え、花数の多いしっかりとした株になります。
ジニアのような開花期間の長い花は1度も切り戻しをしないでおくと秋には疲れ気味の株に。
暑い時期とか梅雨の時期に切り戻しを行いスッキリと風通しの良い株にします。
一時的に花のない株になりますが真夏を終えた秋以降には切り戻しの効果を実感できます。
ジニア|毎日の観察
ジニアも毎日の観察が病気や害虫を防ぐコツです。
ジニアを育てる時に注意したい病気
ジニアは株が蒸れると病気になりやすいです。
こまめに花の終わった花柄とか古葉を取り除き風通しを良くすることが1番の予防になります。
ジニアで出やすい病気はうどんこ病です。
うどんこ病は梅雨時や秋の高温の時に出やすく、最も多い病気。
発見したら直ぐに患部を取り除き、株全体が弱っているときには株を取り除きます。
ジニアに出やすい害虫の対処法
アブラムシとハダニ
ジニアに付くアブラムシは5月から9月の高温多湿環境の時に葉、茎、花につきます。
ハダニは葉の裏に発生し植物のアミノ酸を吸って成長を妨げます。
アブラムシもハダニも見つけたら手で潰すか、大量の場合は薬剤で駆除します。
ヨトウムシ
ジニアに付く害虫にヨトウムシがあります。
ヨトウガの幼虫で緑色、成長すると褐色で体調5cmにもなります。
ヨトウムシに葉がボロボロに食われていたら見つけて捕殺します。
夜行性の虫なので昼間は土の中か鉢の裏にいることもあり、夜には葉や茎を調べ捕殺します。
葉の裏に卵が産み付けられているのを発見したら葉ごと処分します。
ジニア(百日草)の育て方|特徴は適切な剪定と摘心記事のまとめ
ジニアは日本名で百日草だけあって長い間咲き続け楽しませてくれます。
剪定と切り戻しを適切に行えば育てるのがとても楽な1年草。
草花になれていない方にも簡単に育てることができ楽しめます。